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4月27日生まれおうし座やってまs(←大雑把なA型ですvvこちらはサブ日記。通常の日記は別に持ってます☆
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デュタユもどきで
  ギャグに走ってるかも。



ちなみに簡単に説明すると。

デュタさんは現代として生きてて
何故だかユーリと知り合い。


時間設定とか気にしないので^^*







おれはリチャードと道を歩きながら話していた。

「……セツ、ブン?」
「そ。日本の行事で…悪鬼を追い払って福を呼ぶ意味があるんだ」

日本に遊びに来た…というか、おれが呼んだんだけど。
あちこちの家から「鬼は外、福は内」などと聞こえる様子が気になったらしい。
豆まきという行事なんだと教えれば、不思議そうに首を傾げた。

「豆を投げるのか」
「そうそう。その年を幸せに過ごすために悪鬼を払うんだ」
「…それなら豆じゃなくてもいいんじゃないか?」
「確かにそれもそうだよなぁ〜」

なんで豆を投げるのかなんておれの頭では答えが出てこない。
こんな時に村田が居れば簡単に答えてくれるのに。

「あ、じゃぁさ。リチャードだったら何を投げる?」
「…だから、俺はリチャードじゃ…」
「おれだったら野球ボールかなぁ〜」
「人の話をちゃんと聞け…。第一、野球ボールは人に向かって投げるものじゃないだろう」
「あ、そっか。デッドボールって痛いし無理か…あははは」

鬼に投げるくらいならキャッチボールした方が楽しいしな、って笑ったらリチャードに苦笑された。

「なっ!?…わ、笑うことないだろ」
「いや、お前らしいなと思って…笑って悪かったからそんなに怒るな」
「で?」
「……なんだ?」
「リチャードだったら何を投げるんだ?」
「そうだな……アメ玉とかどうだ?」
「え、アメ玉じゃ鬼が逃げるどころか集まってくるだろ?」

まさかそんな答えが返ってくると思ってなかったから正直驚いた。
だけどリチャードは自信満々にこう言い放ったのだ。

「鬼は追い払ってもいずれまた戻ってくるんだから、一気に捕獲した方が得策に決まってるだろうが」
「……あ、あぁ。」
「そうすればいつまでも幸せで居られる」

そう言ってリチャードはおれを見て優しそうに微笑んだ。

「お前んちにも鬼が来るのだろう?俺がちゃんと捕まえてやるから心配するな」
「…………」

それはちょっと不味いのでは…。
だけど嬉しそうに守ってやるからなんて言われたら真実を言えなくなる。

「ほら、鬼退治に行くぞ!」
「あ……うん」

本物の鬼は来ないだなんて。
どこの家も父親がその役をやるのだから。

その夜、おれの家から悲鳴が上がり、リチャードが謝ったのはいうまでもない。

-*- あとがき -*-
2月3日が終わる前に書き上げたのに、
このあとがきを書いてる最中に日付が変わるという…(笑
文を打った後に読み返してないのでめちゃくちゃかも^^;
まぁ、初のデュタユ小説がこんなオチで終わるとか自分で笑えてきまs(←
デュタは天然だと思います^^*

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